氷河期世代がブラック企業でアーリーリタイアに挑む

氷河期世代の42歳。血を吐く思いで貯金してアーリーリタイアするのが目標です。蓄財方針は専守防衛。

資金3000万・45歳でアーリーリタイアはできるのか?

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家無しアーリーリタイア計算シリーズの最後は3000万円スタート編です。

前回までの試算記事

資金2000万・45歳でセミリタイアはできるのか? 

「45歳貯金5000万円持ち家無し」早期リタイアで逃げ切れるか?

今回は

45歳時点・貯金3000万円・持ち家し の条件

で検討しました。

ちなみに、当ブログ記事「貯蓄額・生活レベル・リタイア年数 3者関係の検証」では リタイア年数X年 貯金Y円 生活費Z円 を全ての組合せパターンで検証済です。

よろしければ後で読んでみてください↓

 

目次

前回までのおさらい

詳しくは過去記事(2000万スタート編 5000万円スタート編)を参照して欲しいのですが、ざっくりとまとめると

・5000万円スタートなら、アーリーリタイア余裕
・2000万円スタートなら、セミリタイアでも不幸になるかも…

 という結論になりました。

野村総研の定義によると金融資産5000万円は準富裕層と呼ばれます。流石に色々と融通が利きました。一方で2000万円はマス層と呼ばれ、まあ厳しいのは当たり前なのかもしれません。こう考えると、適当に作ったような野村の定義も意外と的を射ている気もしてきます。

なお、今回の検討対象である3000万円以上の人はアッパーマス層と呼ばれます。

普通の人にとっては間違いなく大金です。「普通の人」とは、、、まともな会社で働き、家族がおり、消費生活を送っても定年まで楽しく過ごせる人たちのことです。

 

しかしながら、カネの力で社会からの逃亡を図るアーリーリタイア希望者にとっては

3000万円 = かなり微妙な金額

さて、これで人生逃げ切る事ができるのでしょうか?

前提条件

今回の試算条件は金額以外は5000万円記事と同じですので、まとめたものを再掲載します。

  • 45歳で資金3000万円を持った状態でリタイア開始
  • 遺産はない
  • 資金は年利1%で運用する
  • 年金支払い 45~60歳までは年間20万円支払い
  • 年金受取り 65歳以降は年間120万円受領
  • 85歳で資金がゼロになるように毎年の生活を調整

完全リタイアは一応可能

下記がその計算書です。完全リタイア(早期リタイア後は全く働かない)もやろうと思えばできます。

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年間生活費は137万円、つまり月114,000円使えます。頑張れば生活できますよね。それに、2000万円記事で問題になった

途中から借金生活&年金の中から返済→完済して死亡

という悲惨な状況にも陥っていません。

もちろん月額114,000円の生活は楽ではありません。しかしやってやれない事はありません。苦しい思いをして酷い職場で働くのがどうしても辛くなった時…この3000万は福音です。

辛くなったら辞表を叩きつけても一応大丈夫!

 

公務員初任給の暮らしを目指すには?

高卒すぐの国家公務員初任給手取りは12万円前後です。これは2000万円記事のセミリタイア折衷案の目標にした額であります。

今回の結論は無労働で月11,4000円なので、ほぼ同等の暮らしを送れると言えます。でも一応6000円程足りませんので、公務員の暮らしを手に入れるには毎月さらに6000円程の収入が欲しいところ。

つまり1日200円ほしい!

この程度ならイヤなバイトは必要なく、いくらでも方法はあります。ただし、資産の運用益を当てにすることはできません。なぜなら前提条件で「資金は年利1%で運用する」としているからです。資産運用を当てにすると結果的に目標利回りが上がることになるため、全く別の手段で月6000円を稼ぐ必要があります。でも金額が小さいから簡単です。

  • ネット乞食、ポイント乞食
  • 畑を耕して毎月6000円分の食料を生産
  • 魚を毎日1匹釣っておかずにする
  • 趣味で何かを作って激安価格で売る

この程度で達成可能。リタイア後は時間が有り余っているのでどれでも余裕ですね。もちろん仕事がイヤじゃなければ単発バイトでもOKです。

ポイント乞食はともかくとして、牧歌的な感じで趣味のように半自給自足するのも悪くないです。むしろ憧れるくらい!

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今日はでかい魚が釣れたな~

帰って天ぷらにしよ!

カー カー 

どうです?2000万円記事に書いた夕日とは全く違って見えませんか?初期の1000万円の差が凄いです。 

退職願を叩きつけるのはアッパーマス層になってから!

3回に渡って検討した初期資金検討シリーズでしたが、3000万円辺り(アッパーマス層以上)が早期リタイア可否の境目になるのでしょう。もちろん、

  • リタイア開始年齢
  • 遺産の有無
  • 年金受給額見込み
  • セミリタイア(ちょっと働くこと)への考え方
  • 運用リスクへの考え方

これらの要素は人によって違うので、実際はズレがあるはずです。ですがいずれにせよアッパーマス層の資金力はダテじゃありません。リタイアして貧乏生活でも心は豊かに暮らせる。その可能性を秘めているのが3000万円という額なのです。 

3000万円の先にあるものは…?

3000万円貯まった後は、ドロップアウトするか、さらに資金を積み上げるかは自分次第。5000万円になれば生活に相当余裕が出るし、1億円貯まれば毎月30万円も使えます。でもこの積み上げは

「さらに安心や利便性を得るためのプラスアルファ」

言うなれば車につけるオプションのようなもの。

きっとこの先人生の道は、それなりに荒れているでしょう。でもシンプルな車でゆっくり走るだけなら、3000万円で大丈夫だと思います。人生の道に高価なカーナビオプションは必須ではなく、大まかな方向に進めればよいのです。ブラック企業にムチ打たれて歩かされるよりずっとマシですからね。スパッと辞めてしまうのもアリでしょう。

初心忘れるべからず

最後に全てをひっくり返すようなことを書きますが・・・ブログ主はかなり昔に3000万円を通過し、今は意地になって1億円を目指しております。これはもちろん緻密な目標を立てての行動ではあるものの、今回のシリーズを執筆していると

3000万円や5000万円の時点でドロップアウトしても良かったかなぁ…

と度々思いました。

お金を積み上げるのと同じくらい、お金を崩す決断も難しいかも

そもそもアーリーリタイアに向けた蓄財とは、「お金に起因する不幸を遠ざける」のが目的です。貯金の数字を増やすのはあくまで手段。過ぎたるは及ばざるが如しです。

手段と目的をはき違えないように、常に大局観を持ってアーリーリタイアを目指したいものですね。

 

おわり

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