氷河期世代がブラック企業でアーリーリタイアに挑む

氷河期世代の43歳。血を吐く思いで貯金してアーリーリタイアするのが目標です。蓄財方針は専守防衛。

資金2000万・45歳でセミリタイアはできるのか?

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前回は資金5000万円持ち家無し45歳でアーリーリタイアができるのかを試算しました。

「45歳貯金5000万円持ち家無し」早期リタイアで逃げ切れるか?

 しかし45歳で5000万円を貯蓄するのは難しい人も多いと思います。

そこで今回はギリギリを狙って

45歳時点・貯金2000万円・持ち家し の条件

で検討しました。必要資金のハードルは大幅に下がりましたが、これで仕事を辞めても大丈夫なのでしょうか。 

ちなみに、当ブログ記事「貯蓄額・生活レベル・リタイア年数 3者関係の検証」では リタイア年数X年 貯金Y円 生活費Z円 を全ての組合せパターンで検証済です。

よろしければ後で読んでみてください↓

 

目次

前提条件

今回の試算は5000万円記事と同じ条件なので設定理由は割愛しますが、下記の通りとしています。

  • 45歳で資金2000万円を持った状態でリタイア開始
  • 遺産はない
  • 資金は年利1%で運用する
  • 年金支払い 45~60歳までは年間20万円支払い
  • 年金受取り 65歳以降は年間120万円受領
  • 85歳で資金がゼロになるように毎年の生活を調整

完全リタイアは厳しい

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下記がその計算書ですが、やはり完全リタイア*難しいです。

*早期リタイア後は全く働かないこと

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年間生活費は107万円、つまり月89000円しか使えません。この時点で家族持ちの人には絶対不可能なので諦めてください。

独身者ならエクストリーム節約生活を続ければリタイアできないことはありませんが…かなりつらいと思います。

なによりも、試算表をよく見ると

・63歳からは借金生活で年利1%の金利を逆に支払う
・65歳以降の年金の中から借金返済開始
・85歳で完済して人生の幕を閉じる…

という目も当てられない状況になっています。リスキー過ぎて全くお勧めできません。

絶対却下です。

セミリタイアでバイトしてはどうか?

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リタイア方式を「セミリタイア」とし、リタイア後も少し働きつつ資金を補給してはどうでしょうか。

ゆるい感じのアルバイトをして
生活費の足しにするわけですね!

その軽労働を試算に組み込むため、下記の追加条件を設定しました。

  • 日給8000円(時給1000円×8時間くらい?)
  • 45歳~65歳まで続ける
  • 目標生活費は月15万円(=年間180万円)

時給1000円は正直安いですが、何のとりえもないオッサンがゆるく働くには妥当な水準かと…。

月15万円の生活を維持する為にはどのくらいのバイト代が必要で、どのくらい働かなければならないのか?一番右の列に「バイト」欄を追加して計算した結果です。

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バイト年収134万円=月収112,000円が必要日給8000円なら月労働14日で達成。これで年間生活費180万=月15万円の生活水準を維持することができます。

しかしちょっと待ってください。

月14日間労働なんて、
セミリタイア生活と言えるのでしょうか?

ほとんど普通の仕事人と変わりませんよね。それにバイトとはいえ仕事のストレスはあるわけです。 

「毎日バイト辛いわぁ~」

「店長のパワハラで鬱だわ…」 

これ、精神面もサラリーマン生活と変わりませんよね?早期リタイアした意味がありません。むしろ年収が低い分、サラリーマン時代より悪化しているとさえ思えてきます。

どうせ仕事で苦しむならまだ正社員の方がマシでしょう。よってこの方法も却下です。

 

労働日を調整してみる

バイトで月14日も働いたら負け。
しかし全く働かなければ生活費は僅か89000円・・・

この厳しいジレンマ状態を打破すべく、中間のプランを模索します。労働日数を1日ずつ変えて生活費を算出し、最善手を探ってみました。 

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最もバランスの良さそうなのは月8日労働、
月収64,000円、生活費123,926円のあたりかな?

そうかも。ちなみに高卒すぐの国家公務員初任給も
手取り12万円程度だそうです。

引用:公務員の初任給と手取りの一例【大卒・高卒別】 – ビズパーク

お国が決めた基本給で暮らせないはずはありませんむしろ暮らせなければ大問題です。現実的にはこの一手が最善ということで決まりでしょう。 

結論:週2日のバイトをすればセミリタイア可能

  • 資金2000万円では完全リタイアはまず無理
  • 月15万円の生活をするには月14日のバイトを要する→辛すぎ

しかし、

アルバイトで64,000円(月8日≒週2のバイト程度)を稼げば18歳国家公務員並みの暮らしが送れる

ことが分かりました。

これならどうにかなりそうです!

※ただし公務員のようなボーナス・昇給・手当・福利厚生・社会的地位はありません

 まあ、その分やたらと休日が多いのだと考えれば一応納得はできるでしょう。

 

もしくは、このプランを基に途上国へ海外移住すればそこそこいい暮らしもできるかもしれませんね。例えばベトナムは日本との交流がどんどん深まっているらしく、仕事もあっさりみつかるかも。

ブログ主が現地に飛んで物価表を作りました!
安いし人も温かく、良い国でした

【108品目】ベトナムの物価を現地調査

でも個人的には反対!

ここからは数理的・客観的な分析ではなくブログ主の意見です。

資金2000万円・45歳でセミリタイア・月8日バイト

これはなんとかやっていけるのは確かなのですが・・、月の労働日数が8日に削減されたとはいえ、幸せなリタイア生活だと言えるのでしょうか?

このセミリタイア者は65歳まで毎週2日間、義務的に働かなければならないのです。この「義務的に」というところが大問題です。

もちろん完全リタイア者でも

・趣味の延長みたいな仕事
・健康や社会性維持の為の軽労働

をすることはあるのでしょう。しかしこれはあくまで余暇活動なのです。セミリタイア者が少しでも働かねば食っていけないとなれば精神面が全然違うと思うのです。辞めたくても辞められないし、あまり仕事を選んでもいられません。

そしてある日のバイトの帰り道……

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「ああ…疲れた。」

「来週また年下店長に合うの嫌だな…」

(そういえば同期だったあいつ、もう部長になったかな…)

(あれ…もしかして…僕…会社辞め…なきゃ…よか…)

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙い゙ ゔ え゙ お゙ !!夕日のバカヤロお゙お゙お゙お゙お゙ーー!!!

プー!クスクス キモ。(笑)

こうなるのが目に見えています。

お金の心配
劣等感

絶対えげつないです。

全ての元凶は初期資金の少なさ!

やはりもう少し早期リタイア資金を積み増すか、リタイア時期を遅らせるのが良いと考えます。

2000万円貯まっても
辞表を叩きつける前によく考えよう!

こういうこともあって、当ブログは完全リタイア方式を推奨しています。どうせアーリーリタイアするなら心の底からこんな風に気持ちよく言いたいですよね。

「あー、やっと一生分働いた!ゴールだ!」
「もう1秒も人に強制されない!人に強制もしない!」
「同期のあいつは営業部長!僕は帰宅部長に昇進だ!」 
「今日はどんな楽しいことをしよう!」

 そういうわけで次回は「3000万円スタート」を検討しようと思います。

(2020/8/23追記) 検討しました!

資金3000万・45歳でアーリーリタイアはできるのか?

 

おわり

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