氷河期世代がブラック企業でアーリーリタイアに挑む

氷河期世代の43歳。血を吐く思いで貯金してアーリーリタイアするのが目標です。蓄財方針は専守防衛。

なぜ格差は拡大し、富は金持ちに集中するのか?

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コロナ禍により経済が廃れてみんなが困っている今日このごろですが、超富裕層は富を大きく伸ばしているとのニュースがありました。

(上記の記事概要)
・コロナ金融緩和により世界トップ10人の資産が激増

・資産急拡大の背景に株高
・対照的に失業率はリーマン・ショック直後より酷い状況
株高で潤う富裕層生活基盤さえ失いかねない中間層
・格差は広がりつつあり、大統領選や米国社会の重要なテーマになりそう

こんな状況でもますます豊かになるお金持ち。

いったい何が起こっているのでしょうか?

そして、庶民が置いてけぼりにされないためにはどうすべきなのでしょうか?

 

目次

 

超富裕層はどのくらい資産を増やしたか?

記事によれば、世界トップ10の超富裕層の資産は、年初から7月までで下表のように増減しました。

名前(会社) 年初資産 7月資産 増減 増減率
ジェフ・ベゾス(アマゾン) 1145億ドル 1780億ドル 635億ドル +55%
ビル・ゲイツ(マイクロソフト) 1135億ドル 1170億ドル 35億ドル +3%
ベルナール・アルノー(ルイヴィトン) 1053億ドル 936億ドル -117億ドル -11%
マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック) 784億ドル 915億ドル 131億ドル +17%
スティーブ・バルマー(マイクロソフト) 581億ドル 735億ドル 154億ドル +27%
ウォーレン・バフェット(バークシャーハサウェイ) 893億ドル 723億ドル -170億ドル -19%
ラリー・ペイジ(グーグル) 646億ドル 718億ドル 72億ドル +11%
セルゲイ・ブリン(グーグル) 628億ドル 696億ドル 68億ドル +11%

ムケシュ・アンバニ(リライアンスインダストリーズ)

586億ドル 689億ドル 103億ドル +18%
イーロン・マスク(テスラ) 275億ドル 687億ドル 412億ドル +150%
合計

7,726

億ドル

9,049

億ドル

1,323

億ドル

+17%

 (日経新聞電子版記事を基に当ブログが整理作成) 

10人合わせて14兆円も稼いでいます!

超富裕層の株はどれほど上がったのか?

そして、超富裕層の皆さんの会社の株の増減率(1月2日→7月17日)と、上記の資産増減率を比べてみました。 

名前(会社) 株価の変化 資産増減率
ジェフ・ベゾス(アマゾン) +56% +55%
ビル・ゲイツ(マイクロソフト) +26% +3%
ベルナール・アルノー(ルイヴィトン) -2% -11%
マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック) +15% +17%
スティーブ・バルマー(マイクロソフト) +26% +27%
ウォーレン・バフェット(バークシャーハサウェイ) -16% -19%
ラリー・ペイジ(グーグル) +11% +11%
セルゲイ・ブリン(グーグル) +11% +11%
ムケシュ・アンバニ(リライアンスインダストリーズ) +28% +18%
イーロン・マスク(テスラ) +249% +150%

 資産集計日がはっきりしないのですが、多少のズレはあれど資産の増加率は概ね株の上昇率と比例している様子が分かります。資産上昇のほとんどは株高によるものだったのですね。

テスラは集計が間に合わないほど株が急騰しています

ビルゲイツは増えてないが寄付したのかな?別の意味で株を上げましたね!

でも庶民は置いてけぼり…

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しかし庶民のほうは、コロナ不況のせいで仕事が減ったりとロクなことがありませんでした。日本ではボーナス全カットのニュースもちらほらと出てきています。米国では失業者が町にあふれているようです。まだ明確なデータを得られていませんが、今後は個人事業主や中小規模事業者を中心に倒産率があがるのでしょうか・・・

庶民は株を持っていなかった

 

また、庶民で株を持っている人はそう多くありません。日本のデータで恐縮ですが、みずほ総研の資料(2018)によれば、庶民の金融資産に占める株/投資信託の割合は平均1割程度。ちなみに各都道府県の資産構成は下のようになっています。

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富裕層が多そうな都市圏は、株や投資信託の割合が高いです

格差拡大の原因は投資資産保有の差

これが記事タイトルに対するざっくりとした答えになると思います。もう少し長期スパンで考えると、インフレ率、貯蓄性向の差、企業利益の資本家/労働者配分の問題もありますが、こちらは改めて記事にまとめようと思います。

確かに超富裕層は株で相当の資産を稼ぎました。ただ、今回のことをもって富裕層優遇・格差の拡大と捉えるのは違います

資産のほぼ100%を株式で保有している富裕層
10%程度しか株に割り振っていない庶民層

これでは株価上昇局面に差が開くのは当然です。富裕や貧乏は関係なく、より多くの割合に株を割り当てていた方が相対的に勝つに決まっています。言うなれば、格差の動向は資産の保有量ではなく、資産に占める株/投信の割合にのみ依存したことになります。

今回の10人は合計で7726億ドルから9049億ドルへ、17%資産を増やしています。しかし平均17%という成績は、今回のV字局面だと特筆すべき数値ではありません。個人投資家も余裕で達成したレベルであり、庶民だって富裕層と同じリスクさえ負えば77万円を90万円に増やすことはできたはずなのです。もし全庶民がこの行動をとった場合、資産額の差は広がれど、世界の富の総量に対するシェアの差は拡大しません。即ち、購買力の比率は変わらないはずなのです。

よくよく考えると、逆に株価下落を引き合いに「世界の格差が大幅に縮小!」というニュースが話題になることはまずありませんよね。両社の株保有率の差を考慮せずに格差拡大にフォーカスするのは正しい切り口ではないと思います。 

庶民でも投資はできる!「金や時間がない」は甘え!

そして、今回の超富裕層トップ10の株は全て上場しており、我々庶民にも同じだけチャンスは開かれていました。格差社会を愚痴る暇があるなら、少しでもリサーチをして超富裕層に食らいついていくべきだったのです。今後も、利益10兆円は無理だとしても、自分の人生を変える(&買える)くらいの活動には着手できるはず。

筆者は最近よく資産増殖についての相談をリアル知人から受けるのですが、乗り気になってアドバイスしても実行しようとしません。「やっぱり金がないから」「時間がないから」と言い訳にして、実際に始める人はまずいません

結局面倒くささが勝つんですね…

やるかやらないか?
突っ込むか動かないか?

もしかしたら、富裕層と愚痴庶民の間にはこういうメンタルの差もあるのかもしれません。

さて、こんな偉そうなことを言っている僕も底辺ブラック企業勤務のスーパー庶民サラリーマンです

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この筆舌に尽くしがたい過酷な生活から抜け出すために逃亡資金を作る必要が生じ、強制的に前に突っ込まざるを得ませんでした。その結果…

人間追い込まれればド底辺でも蓄財はできました

まともな会社でまともな給料が貰えているのに「金や時間がない」は甘えです。節約すれば貯められるし、ブラック企業ですらスキマ時間はいくらでもある。とにかく実行です。

運用はむしろ庶民の方が有利

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そうは言っても資産の100%を株や投信に突っ込むのはかなりの勇気が必要です。それ相応のリスクも覚悟せねばなりません。しかし株やリアル不動産くらいしかなかった一昔前と違い、ネット文明の発達した現代は本当にラクになっています。

小資金であれば、いわゆる「コジ活」でノーリスクで株式期待利回りの何倍も叩き出せます。中資金でも優待クロスなどでリスクを完全回避しながら個別株に匹敵する利益を得ることができるでしょう。超大資本家より圧倒的に選択肢が多いです。

(コジ活のネタはまだ書いてませんが、優待クロスの概要は下記記事にあるので、よければまたお読みください!)

考えてもみてください。アマゾンのジェフ・ベゾスは

ポイントコジ活で1000億Tポイントゲットしたった!

クロス優待食事券で今月は食費500億円分を節約…満腹すぎワロタ!

こんなことはできないのですよ。

でも庶民には超小回りの利くヒットアンドアウェイ的戦い方があり、うまく立ち回れば利回り面では超富裕層に勝てるはず。僕はこれを勝手に専守防衛投資と名付けています。コジ活の細かいネタも、おいおいブログでも紹介していきたいと思います。 

 

幸せ単価は庶民の圧勝

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多分ジェフ・ベゾスが100万円貰うよりも庶民が1万円貰う幸せの方が大きいと思います。(多分です

金が無いなら無いなりに、幸せのハードルも下がり人生が捗るというものです。

コロナリストラをされた人
減給やボーナス全カットで困ってる人
事業が潰れそうな人
底辺ブラックで働かされ続けている人(含む 筆者

誰もかれも、きっとまだ大丈夫。苦しい中でも1万円札を貯めて、投資できる幸せと将来に使用できる幸せを忘れずにいれば、楽しく生活することはできるはずなのです。超富裕層を見上げて「格差社会だ」と不遇を嘆き、進む足を止めたり意味のない社会批判をしてしまうのが最悪の無駄です。

亀のように身を守り、亀のように進みます

しかし首尾よく金が積み重なってくると、いずれは単位金銭当たりの幸せ単価は急増し、金以外の大切なことも考えていかねばならなくなるはず。

 金銭のみに着目した格差社会論は置いておいて、幸せ単価まで視野を広げつつ社会と対峙したいものです。

おわり。

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