氷河期世代がブラック企業でアーリーリタイアに挑む

氷河期世代の42歳。血を吐く思いで貯金してアーリーリタイアするのが目標です。蓄財方針は専守防衛。

資産1000万円達成した心境と生活の変化、その経緯

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 絶対仕事辞めるマンです。かなりの昔話になりますが、貯金が1000万円を達成した時のことを記事にしてみました。特にこれから資産形成を目指す若者たちの参考になればと思います。 

過去記事には3000万達成シリーズ、5000万達成シリーズもあるのでよければ併せてお読みください。
アッパーマス層(資産3000万円)達成時↓↓↓

準富裕層(資産5000万円)達成時↓↓↓

 

 目次

目標を立てた日

貯蓄の目標を立てたのは2003年4月。つまり僕(当時25歳)が新卒としてブラック企業に入社したときです。もう17年も前の話になりますが、この時点で貯金はゼロというか…借金もあって微妙なマイナスからのスタートでした。 

入社した会社はとにかく酷い労働環境で社員全員の顔色が疲労の土色でした。そしてフロアに響き渡る怒号&怒号。謎の軍隊式教育。深夜までひたすら続く不払い残業。 

この会社やばいんじゃないか。僕はきっと死んでしまう。でも他に行くところもない…(←就職超氷河期)。僕はあの日に誓いました。

そうだ。死ぬ気で金を貯めて逃げ出そう。2003年4月 しるす

達成した日

1000万円を達成した日ははっきりしません。誓いから3年後、おそらく2006年の2月か3月頃だったと思います。28歳で達成しました。すみません、この日についてはあまり覚えていません。 

貯蓄計画の詳細

2003年当時に立てた貯金計画は下記のようなものでした。

最終目標貯金額:5000万円
目標貯金期間:10年間(※2013年3月まで)
給与からの年間貯金目標:250万円/年
(月15万円×12回 & ボーナス全額35万円×2回)
目標運用利回り:年利15%

 これにより資産は下表のように推移すると見込んでおり、資産1000万円には3年半ほどで到達する予定でした。

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毎年250万円貯めて、前年末の資産に対して15%の運用益を足しています!

常識的に年利15%運用目標は現実的ではないですよね。でも生活は限界まで切り詰めているし、昇給を期待できるはずもなく・・・そのため貯蓄を加速するにはリスクを取って利回りを上げる以外になかったのです。

貯金結果

今思えばこの計画自体は無茶苦茶でしたが、結論から言うと1000万円までは100点満点でうまくいきました。

一般的にはまず手取り20万前後の月給から15万円の貯金というのが非現実的ですが、努力と根性で何とかなりました。当時は変な寮?のようなところに半強制的に閉じ込められていたので、家賃がかからなかったのも幸いしましたね。

食費も圧倒的に節約して基本は1日1食。会社で残った弁当をもらって栄養を補給したり、娯楽は一切ナシというエクストリーム節約生活を送りました。

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今もこの頃の節約癖が習慣になっており、結果的に大きな財産になったと思います。

 

資産運用の方は、熟考に熟考を重ねて中国株を買うことにしました。中国は今でこそ存在感を示しているものの、当時はまだまだ得体の知れない途上国扱いでした。しかしその分、株価水準が異常に低かったのです。なので一か八かで中国株に貯金をつぎ込むことにしました。

さて 突然暗い話になるのですが、実はこのとき

株で失敗したら自ら命を絶つつもりだった

んですね…。正直ちょっと病んでいたのかも。でも労働環境に改善の兆しはなく、氷河期世代だから他に逃げ場もありません。ここからさらに節約で貯めた金も投資で失ってしまったら…生きていく気力はありません。比喩表現ではなく万が一暴落したら本当に首をくくるつもりで実際に部屋にはロープを用意しておりました。こういうやつ。

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頭おかしいですね。まさに不退転の決意。発注ボタンが人生終了ボタンになってしまうのか?

しかしこんな可哀想すぎる僕を神様が見てくれていたのでしょうか。しばらくすると読み通り持ち株が上昇を始めました。そして運よく200万円+αくらいの利益をあげることができたのです!!

ああ、助かった…

1000万円達成の内訳

というわけで、無謀な計画にも関わらず現実は少し前倒しに進み、3年後に資産が1000万円になりました。

その内訳の正確な記録がないのですが、ざっくりとこんな感じ。

・節約による給料貯金:750万円程度
・株式投資による運用益:200万円ちょい程度
・その他細々とした小遣い稼ぎ:数十万円程度

小遣い稼ぎというのは本当にセコセコとしたものの積み重ねです。休日を使ってネトゲRMTの転売とかしてました。

貯金モチベーションの為にやったこと3つ 

よくぞここまでストイックにやったものだと思いますが、ブラック企業の酷い生活がそのまま「逃亡資金」という強烈なモチベーションだったのですね。

しかし他にも気力維持のために色々やっていたので紹介したいと思います。客観的に見てスーパークレイジー君な内容も含まれますが、人によっては効果的かも。

1.貯金塗り絵

第1目標だった1000万円を視覚化するため、エクセルに

100×100=1万個の小さなマス

を作り、貯めたお金の分だけ少しずつ色を塗っていました。1マス=1000円相当です。毎日達成感がでるようにボーナスや運用見込み益も全て日割りにして、退社する前に12~13個を黒色に塗りました。ランダムに塗ったり、何かの模様になるように楽しみながら塗ったりもしていました。後で見返せるよう、たまにスクリーンショットで画像保存していました。 

2.ニセ札束作り(!)

段ボールで1000万円の札束と同じ大きさになる箱を5個作って、会社の引き出しに入れていました。具体的な大きさは

70mm×160mm×100mm

となります。重さも同じにするために中におもりを入れて調整(1000万円=1kgです)。

心がくじけそうになったらこのニセ札束を眺めて、 

俺はこれを本物の札束に変える男や・・・! 

と自分を励ましておりました。ちなみに今は目標を1億円に上方修正したため、10個に増殖していますw

 

3.スーツの懐に現金100万円

スーツの内ポケットに常に現金100万円を入れて持ち歩いていました。危険な事この上ないのですが、常に貯金を意識するためです。あと、パワハラを受けているときは密かに内ポケットに手を入れて札束を撫でて「もっとお金貯めてここから絶対に逃げるんだ」と思って耐えるのに使っていました。

副次効果として、続けていると段々見慣れてきてお金がハンカチやティッシュのような単なる物体のように思えてきました。今思えばこの感覚は多額の貯金を躊躇なく株にブチ込むための精神的助けになっていたかもしれません。お金をお金と思っていては怖くて集中投資はできませんから。落としたら大変なのであまりお勧めはしません^^;

心境の変化 

1000万円の節目を達成したら強烈な記憶が残りそうなものですが、僕の場合は5000万円が目標だったので1000万はそれほど意味のない通過点。よってこの時の記憶がほとんどありません。貯金塗り絵で最後のマスを塗った時も絶対何か感じたはずなのに。

まあ確かに1000万円は大金ですが、それを持って逃げたところでいずれ困窮しますからね…。

モノを買うには十分な額
しかし人生を変えるには少な過ぎる額

ただ、本当の本当に耐えられなくなったら緊急脱出的に逃げる逃亡資金としての認識はしていました。心もちょっと楽になっていたかも…。あれから死ぬとか言わなくなったし。

教訓:

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他に変化らしきものがあったとすれば、

月々の給与をストレス解消の為に全部使ってしまう同年齢の同期のことが哀れに思えてきたことです。しかもパチンコとかキャバクラとかだから…。嫌な言い方ですが、こんなひどい会社で働かされているのにストレス解消を言い訳に浪費して、ハムスターのように同じ場所をグルグル歩くことに疑問を覚えないのか?と。結局彼は十数年を経た今でもお金が無くて、しょっちゅう僕にお金を借りに来ます。

 でもね!

彼はちゃんと結婚して立派に3児のパパをやっておられるのもまた事実なのです。多額の住宅ローンも抱えているみたいですが、毎日家族写真がデスクトップのパソコンに向かって、歯を食いしばって家族の為に頑張っています。

そう。彼の人生は、僕自身が選択することができたもう一つの人生ルート。

レールを外れて脇道を全速力で突っ走った僕の判断は果たして正しかったのか

どちらの人生が幸せだったのでしょう?こんな答えの出ないことも考えるようになりましたね。

生活の変化 

心境にそこまで大きな変化が無かったので、生活も当然変化がありませんでした。3年が過ぎた頃には流石に1日2食に支出が増えていた気もしますが。その気になればモノはなんでも買えるけど、貯金を使えば使うだけ逃亡計画が後退してしまうので、消費する気は微塵もわきませんでした。

こうして暗い部屋で一人、最低限の生活を送るだけで20代が終わりました^^;

まとめ 

人によるとは思いますが、僕の場合は資産1000万円を得ても人生も心境も生活もあまり変わりませんでした。ただ、完全にゼロだったころに比べれば精神状態はかなりマシになっていたと思います。激変したのは3000万や5000万の節目でしたね。

そもそも1000万円で逃げ切るのは絶対に無理なので、人生レベルで考えるとまだまだ積み上げていく段階だと思います。

最後に 

僕には家賃なしというアドバンテージがあったとはいえ、給料激安のブラックサラリーマンでもサラっと1000万円到達できました。まともな会社の社員なら家賃払った上でも余裕で達成できるはずで、最近は副業も充実していますし、投資すら必要ないかも。

そういえば国が「老後資金2000万必要」と煽って叩かれた事案がありましたね。でも叩く人は自分の不遇を嘆くばかり。十分な福祉を用意できない政府も悪いですが、やってやれないことはありません。何よりすべては自分の為であります。

本気で自分の人生を心配するならば、人や政府を叩く前に不言実行。とにかく実行です。若者はとりあえず3年間、本気を出してみてはいかがでしょうか。

覚悟の首つりロープを用意して臨め!とまでは言いませんが、3年間の本気の経験は1000万円や色々な哲学をもたらすはずです。

まあ失うものも多かったですけどね!

本記事は以上です。

 

 

良ければ併せてお読みください↓ 

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