氷河期世代がブラック企業でアーリーリタイアに挑む

氷河期世代の42歳。血を吐く思いで貯金してアーリーリタイアするのが目標です。蓄財方針は専守防衛。

コロナ騒ぎに見る群集心理

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久々のブログ更新です。

 

異常なほど騒がれているコロナ感染ですが、株価の大幅下落や会合の自粛、トイレットペーパーの買い占めなど、大変なパニックになっています。

 

これらについて思うところを書いていきたいと思います。

 

そもそもコロナは危険なのか

僕は医師ではないので、東京都医師会のリーフレットを読んでみました。

https://www.tokyo.med.or.jp/16889

https://www.tokyo.med.or.jp/wp-content/uploads/application/pdf/covid-19.pdf

 

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かいつまんで言うと、

 

・感染力はインフルエンザと同程度

・感染しても無症状の者が多いが、発症したら重篤になって死ぬ人もいる

・現時点で抗ウイルス薬はない

・基本的にはインフルエンザと変わらないのでいつも通り予防に努められたい

 

ということみたいです。

 

普通のインフルエンザは、年によって違いますが年間1000~1500万人ほどかかるそうです。毎年職場で数人はかかって休むとか、まあ数字的にはあのイメージ。

コロナ感染者は現時点では1000人以下ですね。実際には無自覚の人もいるのでもっといると思いますけど。

 

死亡率については全く異なっており、インフルエンザは1万人に1人程ですがコロナは50人に1人程度。これは薬がまだないからなのでしょうかね?若しくは、濃厚な人のみを検査しているから母集団が違うのか。理由はよくわかりません。

 

こうして比べてみると、コロナの死亡率は驚異ですがまだ数が少なすぎて、今のところ

 

「わざとコロナに罹ろうとしても極めて遭遇確率が低いから難しい」

 

という感覚を僕は持ちます。

完全にほったらかしにしておいても、春が来るまでにインフル以上のダメージを与えるレベルになることはあり得ないのではないでしょうか。だって、感染力は同じくらいなんですよ。

 

ところで先日、電車の中で咳をした人を見つけて口論となったり、非常停止ボタンを押すというニュースがありました。心理学的には、人間というものは微小な確率を大きく見積もる傾向があります。例えば

 

・買った宝くじが当たる

・乗っている飛行機が墜落する

 

こういう微小確率を極めて大きく見積もってしまい、パニックになったりするものです。それに怯えた乗客は電車の非常停止ボタンが押されてしまいました。

今回の群集心理の話もこれが一つの原因です。

 

結論として、東京都医師会のリーフレットのニュアンスが伝えているように過剰な心配をする必要がないのだと思います

 

「今年のインフルはものすごくタチが悪いから、いつもより気を付けましょうね。」

 

程度でよかったのではないかと・・・。

 

 

「自粛ムード」という群集心理 

さて、今僕は「過剰な心配は必要なし」と今ほど書きました。このブログはほとんどアクセス数もないので気楽に書けるのですが・・・、僕ではなく影響力のある人が言うと物凄い数の反論を受けそうです

 

・未知のものなのに断言できるのか?

・感染拡大したらあんたのせい

・影響は軽微かもしれないが警戒するのに越したことはない

・少しでも患者を減らせるなら最大限の努力を

 

こういう世論が発言者を攻撃する状況になっています。

 

実際にはコロナに罹るのはインフルエンザと同様に「運の悪い人」に過ぎず、全国民をせん滅するようなものでもなさそうです。

 

しかし世論がこうなると、取るべき正しい行動は相手を論破することではなく「長いものに巻かれる」ことですよね。各種イベントを中止する主体は「コロナが危険だから中止」するのではなく「コロナが危険だと信じている人の攻撃が危険だから中止」するようになります。

 

ここからは群集心理が「自粛ムード」を拡大再生産するようになります。

 

A「えっ ネズミーランドが休園!?」

B「これはやっぱりヤバいことになってるんじゃ・・・」

C「〇〇祭りはやるみたいだぞ!?」

 

〇〇祭り「(こいつらが騒ぐとやばい)うちも休園します!」

 

A「〇〇祭りまで!?やばいやばい」

(繰り返し)

 

こんな感じ。おいおい、誰のせいで休園したと思ってるんだよ。あんたのせいだよ・・

 

そして恐怖指数がピークに達した人々は非常にデマを信じやすくなり、簡単にトイレットペーパーが足りなくなるというウワサを信じてドラッグストアに駆け込むというわけです。

 

僕はトイレットペーパー騒動なんて石油ショックの遺物だと思っていました。当時と違って今はスマホで簡単に信頼のできる情報にアクセスできる時代です。国民のリテラシーも段違いに高くなっていると思っていました。

しかし同じ騒動が起こってしまいました。人間の心理はあまり変わらないものなんですね。

 

この手の群集心理は他にもあると考えます。

  

 

禁煙ブームも群集心理?  

僕は「日本人は~」とか「日本は~」という言い方が好きではないのですが、やはり日本人は群集心理で事柄を増幅させやすい性質があるように思います。

 

世界的に禁煙が推し進められてきましたが、昔は喫煙大国だったわが国は、今や建物の内外問わずほとんどが禁煙扱いとなっています。

日本に特徴的なのが屋外禁煙です。僕は仕事柄色々な国に行くことがあるのですが、例えば欧州諸国では確かに屋内禁煙が徹底されています。しかし屋外ではバンバン吸ってるんですね。これは古い情報ではありません。つい先月に行って見てきたから現在進行形の情報です。

「たばこが周りの人に影響を与えるのは確かだけど、毒ガスではないのだから屋外の環境ではまあ大丈夫だろう」という落しどころにしたのが欧州のありようなのだと思います。

しかし日本は一旦禁煙の方に世論が傾くと拡大再生産を繰り返しながらトコトンまで突き進まなければ気が済みません。その結果、0.1ppmでも吸い込むと寿命が縮むとまで思いこみ、どんどんエスカレートするわけです。

本来、人生の大半で副流煙をバンバン吸っていた世代の平均寿命がとても高いことを考えると、欧州くらいの取組みで十分だとすぐわかりそうなものですが、日本人は几帳面すぎて凄く進みましたね。

以上、ひたすら群集心理で突き進むという例でした。

 

コロナ自粛騒ぎはエスカレーターの片側開けに似ている

唐突ですが、特に都会のエスカレーターだと片側開けをしているときがありますよね。

 

こういうの。

 

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そして混雑時には頻繁にこういう状態になります。

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「普通に2列で乗ればみんな早く行けるのに!」と思ったことはありませんか?僕は絶対に混雑時は片側開けマナーが無い方が輸送効率が高いと思うのです。(閑散時は片道開けの方が有利です。)

 

たった一人が通せんぼしてしまえば正常な2列並びになるというのに!誰も空いている方に立とうとはしません。なぜなら「マナーを守らない奴」と思われるからです。そしてこの自粛ムード(!)が連鎖し、奇妙な日本特有の「超混雑エスカレーターの片側開け」が誕生してしまいます。

 

この状態で利益を得るのは、ごくわずかな、空いている方を駆け上っていく数人だけなのです。ほとんどの人は待ち時間という損失を被っています。ごく少数のために、何十人何百人が自粛して首を絞めあっている状態です。空気を読みあうあまり、全体最適を逃しているのです。

 

これってコロナの自粛ムードに似ていませんか?

もちろん誰も自粛しなければ、もちろんコロナ患者は少し増えるでしょう。でも数値や確率からして通常のインフルエンザを大きく逸脱した大感染にはなりそうもないし、ましてや国の経済に打撃を与えながら自粛し停滞させる雰囲気は如何なものかと思います。

 

 

…じゃあお前はエスカレーターの空いている方に立つのかって?

立ちませんよ。空気を読んで自粛しています。

そう・・頭の中では反対していても自然に巻き込まれ、知らず知らずにムードを助長してしまう。それが群集心理の恐ろしいところなのです・・・

 

ちゃんちゃん。

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